七里山 浄国寺

住職 第十八世 藤浦弘導

鈴鹿市上野町103 TEL : 059-374-0937

開創については、その昔火災の為、古文書を焼失したため、詳細がわかっていない。しかし長享年中より、真宗高田派 中興の祖 真慧上人に仕え、今に七里講と称し、浄国寺を七里山と号する。

 

火災以前の上野町の住居は北東の高台に在ったが、大火の為に寺諸共に村の大半を焼失する。避難時に持ちだしたご本尊・阿弥陀佛が、現在の松の大木にかかりしを見て、ここに寺を建立せよとの思召しと考え、寺と共に村人は皆、ここに移り住むことになったと云い伝えられている。平成に入り、本堂を再建される。

 

※真宗高田派 宗務院 発行『高田の寺々』『寺院録 平成22年度8月改定』より参照